赤ちゃんのお食い初めコーデ！親子で選ぶべき服装のポイントは？

2024.07.14

「お食い初め」という新生児にとって重要な行事が存在します。この行事において、参加者の関心を引くポイントの一つが服装についてです。

この慣習が正式な儀式であるがゆえに、どのような衣装を選ぶべきか気を使いたくなるものです。

赤ちゃん自身の装いだけでなく、親御さんがどんな衣装を選べば良いのかという問題に頭を悩ませる方も少なくないでしょう。

そこで、このたびは赤ちゃんとそのご両親のお食い初めにおける適切な服装についてご紹介したいと思います。

赤ちゃんのお食い初めにおすすめの衣装

お食い初めは赤ちゃんが主役の大切なイベントです。洋装が主流ですが、伝統を大事にする家庭は、和装を選択することも良いでしょう。

ただし、首がまだしっかりしていない生後約100日の赤ちゃんに着物を着せるのは一苦労です。そのため、実際の食事では洋装をさせて、記念撮影では和装に着替えさせる家庭が増えています。また、和装デザインの実用的なカバーオールも注目されています。

華やかな和装スタイル

  • 産着（うぶぎ）：お食い初めには伝統的な産着を選ぶのが一般的で、色鮮やかな豪華な柄が魅力です。
  • 初着（はつぎ）：一度きりの特別な着物であり、健康と長寿を願ってお宮参りやお食い初めに着用されます。

洗練された洋装

  • フォーマルドレスやスーツ：フォーマルな洋装も選択肢として人気があり、白や淡い色調が多く選ばれます。
  • ロンパース：実用的なフォーマルデザインのロンパースは、レースやリボン、襟のディテールでお祝いの装いにふさわしい雰囲気を出せます。

アクセントになるアクセサリー

  • ヘッドアクセサリー：ヘッドバンドや帽子などをプラスすることで、赤ちゃんの装いが一層映えます。
  • 靴や靴下：靴で足元を飾ることで、写真撮影のときに映えるコーディネートが可能です。

女の子特有の衣装

女の子には、袴型ロンパースが人気です。羽織付きで着せると、見た目にも華やかですし、おむつ替えのしやすさや、洗濯の手軽さもポイントです。

男の子の衣装選び

男の子は羽織袴が和装の定番ですが、上下が繋がったデザインは着せやすく好評です。また、洋装ではセレモニードレスが推奨され、お宮参りとお食い初めを兼ねたりすることができる手軽さがあります。

お食い初めでの服装選び（母親）

フォーマルな服装の場合

お食い初めでは、礼儀をわきまえた装いでありつつも家の温もりが伝わる装いが望ましいです。伝統的なセレモニーにふさわしい、洗練された装いには、目立ちすぎない色とデザインの服が適しています。

和服を選ぶならば、上品かつ控えめな装いの訪問着が最適です。優美で落ち着きのあるイメージを持たせるため、薄色や地味な色合いのものが理想的です。

洋服を選択する際には、ブラウスとスカート、ミディアム丈のドレスが適切です。色はネイビー、グレー、ベージュのように穏やかな色を選び、派手な装飾は避けましょう。

素材については、シルクやコットンといった高品質で自然な風合いのものを選ぶとより良いです。アクセサリーも独創性よりも品格を重んじ、敢えてシンプルなデザインを選ぶことが肝心です。

足元は履き心地と見た目の両方が重要で、スタイリッシュながらも快適な靴を選択することが長時間の儀式を楽しむ秘訣です。

以上のように、母親のお食い初めの服装は、格式あるイメージを保ちながらも、家庭的な暖かみを感じさせることが望ましいのです。

カジュアルな服装の場合

自宅でのお食い初めであれば、カジュアルな装いでも構わないでしょう。特に授乳がしやすい服を選ぶことで、母親にとっては非常に楽になります。

親戚などを家に呼ぶ際には、少し形を整えた服装をすることがポイントです。綺麗目なワンピースやスーツが推奨される場合も多いです。

お食い初めをホテルやレストラン、料亭で行う際には、フォーマルなスーツが推奨されます。和装を選ぶなら、訪問着が適切とされています。

お食い初めでの服装選び（父親）

 

フォーマルな服装の場合

お食い初めにおいて、パパが選ぶべきファッションは、格式あるシーンと家庭的な雰囲気の双方に寄り添う表情が好まれます。

スーツは落ち着きのあるダークグレー、ネイビー、ブラックが定番。そこに清爽な印象を与える白や淡いブルーのシャツ、そして洗練されたネクタイをコーディネートします。

足元は黒や深い茶色のレザーシューズを艶出しして履くと、きっちりとしたスタイルが完成します。

カジュアルな服装の場合

もしリラックスムードの中でお食い初めを楽しむなら、カジュアルなブレザーやジャケットも素敵な選択肢となります。

シャツはシンプルなものや微細なデザインのものを選び、ネクタイは不要でも大丈夫です

ボトムスはスラックスやチノパンをスマートに合わせ、快適さも考えたスタイリングを。自宅での小さな祝宴であれば、日常着でも温かみのある記憶が作れます。

しかし、外食先ではきちんとした着こなしを心掛けましょう。親族が集まる際も、上品なファッションが推奨されています。

なお女性側には、まじめに整えた服装や着物を選ぶ方もいらっしゃいますが、そこでは授乳がしやすい服装を選ぶなどの配慮も大切です。

お食い初めの装いについて：全体概要

現代においてはお食い初めの際に、洋風の装いを選ぶ家庭が増えており、正式な場に相応しいスーツを選択することが多く見受けられます。

もちろん、日本の伝統を尊重する場合は和服を選ぶのも一つの方法ですが、和服でなければならないという規則は特に存在しません。

授乳の容易さを考慮して洋服を選ぶ親御さんも少なくありません。

和服を選ぶ場合でも、子ども用の和風ロンパースや正装にふさわしいドレスなども選択肢に含まれるため、これらもお勧めのオプションとなっています。