こたつ布団が洗濯機でパンパンに!無理せず手洗いでリスク回避

今回は、こたつ布団が洗濯機内で大きく膨らんでしまった際の正しい対応策をご紹介します。

ご家庭でこたつ布団を清潔に保とうと思い、洗濯機に投入したものの、フタが閉まらないほどに膨張してしまっていることってありますよね。予想以上の事態に遭遇してしまい、これではいざ洗濯という時に困ってしまいます。まま洗ってしまうと、汚れの落ちが悪いだけでなく、洗濯機内部で繊維が絡むといった面倒なトラブルに見舞われるかもしれません。

このような場合は、慌てて洗い始めず、いったん洗濯機から取り出して、改めて折りたたむなどしてサイズを調整することが肝心です。それでもなお、サイズが大きすぎると感じたら、下記の方法を試してみることを推奨します。

  • お風呂場で押し洗いをする
  • コインランドリーを利用して洗濯する
  • クリーニング店に依頼する

さらに、本記事では上記の対策に加え、「お風呂場でこたつ布団を洗う方法」についても具体的に説明しています。こたつ布団のケアで頭を悩ませている方は、ぜひこの情報を参考にしてください。

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こたつ布団の洗濯は注意が必要!

 

以前にも触れた通り、洗濯機にこたつ布団をぎゅうぎゅう詰めにして洗い始めるのは避けた方が良いでしょう。なぜなら、予想外の問題が起こるリスクがあるからです。

問題とは、たとえば次のような事態です。

  • こたつ布団の汚れが十分に落とせない
  • 洗濯機内で布団が絡みつき、トラブルになる
  • ゴミや布の破片が付着する
  • 脱水や排水が上手く行かず、水が残ってしまう

これらの状況は非常に厄介です。それぞれのケースを詳しく見てみましょう。

こたつ布団の汚れ落としについての注意点

洗濯機に入れるだけでは洗浄効果に限界があります。洗濯物が洗濯槽内で充分に動けるスペースが必要であり、このスペースが汚れが水に溶出するための環境を作ります。洗濯槽がパンパンになるほど詰め込んでしまうと、洗濯というよりは物を水で湿らせるに過ぎず、適切な洗濯とは言えません。

また、汚れが残った状態で布団を乾燥させると、不快な臭いの元となり得ます。布団の衛生状態をキープするためにも、適切な洗濯方法を心掛けることが重要です。

洗濯機で大惨事が起きた体験

実際に経験した話ですが、こたつ布団ではないですが、先日大きな毛布を洗濯する際、機械がパンパンの状態でした。脱水時には家中に不穏な「ガコガコガコガコッ!」という音が響き渡りました。

慌てて洗濯機を止めて蓋を開けると、遠心力によって毛布の一部が上部に押し上げられ、先端が洗濯桶を支える部分に強く絡まっていることがわかりました。

当該部分の毛布は色が変わり、ボロボロに損傷していました。また、洗濯槽の内側も外側も、毛布から剥がれ落ちた繊維で大混乱になっていました。

ですから、このような状態で洗濯しては良い結果には結びつきませんよ。

洗濯後の不快な付着

洗濯機が内部の汚れやこたつ布団のひどい汚れを完全に落とせずにいると、これらがこたつ布団の表面に付着してしまうことがあります。洗濯完了後に予想以上に汚れが目立ってしまうという事態も生じ得ます。

洗濯にかけた時間や努力が無駄になってしまうというのは、まさに「水の泡」となってしまうわけです。

脱水・排水の不具合による水分残留

時として、洗い上がりのすすぎの段階で脱水や排水が十分に行われず、こたつ布団内に水分が残る場合があります。

このような状況に陥ると、布団から水が滴り落ちてしまい、気づかぬうちに床が水浸しになる恐れがあります。

確かに布団の重さで何か異常があることに気づくかもしれませんが、仮にそうなった場合、その後の清掃作業は非常に手間がかかるでしょう。

こうしてみると、洗濯機にこたつ布団をギリギリまで詰め込んで洗濯することによるメリットは一切なく、ただトラブルのリスクだけが増えることになります。ですから、無理をしてでも大丈夫だろうという考えは、真剣に捨て去るべきです。

洗濯機にこたつ布団が入らない際の対策法!自宅での押し洗いを試そう

洗濯機でのこたつ布団洗いが不可能な場合の手洗い法をご紹介します。洗濯機を使用できない時でも、お風呂場での手洗いで十分対応可能です(ただし、洗濯が許可されている製品に限ります)。

まず始めに、こたつ布団に添付されているタグをチェックして、洗濯可能か否かを再確認しましょう。

その手順を含め、こたつ布団の洗い方を以下に纏めました。

手順1:洗濯表示マークを確認

こたつ布団に添付されている「洗濯表示マーク」を確かめます。手洗いマーク(手形の記号)があれば、手洗いが可能です。しかし、「手洗い禁止」の場合は、無理をせず専門のクリーニング店へ依頼しましょう。

手順2:洗剤の選定と準備

利用する洗剤は「おしゃれ着用洗剤」を選択しましょう。おしゃれ着用洗剤は繊維を傷めにくく、こたつ布団へのダメージを軽減します。指定された量を水に溶かして準備し、使用します。

手順3:こたつ布団を折りたたむ

大型の布団を洗いやすくするため、全体をアコーディオン状に折りたたんだ後、半分に折り畳みます。これにより浴槽内でも洗いやすくなり、水が均等に行き渡ります。

手順4:浴槽に水を溜めて中性洗剤を溶かす

浴槽にぬるま湯(約30度)を溜め、洗剤をしっかりと溶かします。水温が高いと繊維が収縮する恐れがあるため、ぬるま湯での洗いが適しています。

手順5:こたつ布団を浸して押し洗いをする

こたつ布団をゆっくりと浴槽に沈めた後、均等に押しながら手洗いします。全体に均一に圧力をかけつつ、力を入れ過ぎないように注意しましょう。

こたつ布団の汚れを浮かせるために、この作業を5分から10分程度繰り返します。

手順6:しっかりとすすぐ

押し洗いが終わったら、お湯を排水して、新しい水で泡がなくなるまで布団をすすぎます。洗剤を完全に洗い流すためには、2回から3回すすぎを行ってください。

お風呂場に汚れが残っている場合は、ここで一緒に清掃すると便利です。

手順7:浴槽の縁で脱水する

布団のすすぎが完了したら、浴槽の縁に布団をかけ、水分を慎重に押し出します。こたつ布団は重たいので、水分が抜けるまで時間をかけてゆっくり脱水すれば効率的です。

全ての水分を抜ききるのが困難な場合もありますが、可能な範囲で行ってください。

手順8:日陰でしっかり乾かす

布団を干す際は、物干し竿を二本使い、M字形にして風通しを良くして乾かすと良いでしょう。また、そのこたつ布団が乾燥機に対応している場合は、低温設定で短時間乾燥することも選択肢の一つです。

しかし、こたつ布団は大きさがあるため乾燥ムラが発生しやすいので、基本的には自然乾燥を心がけ、乾燥機は仕上げとして利用するのがお勧めですね。

こたつ布団を外で洗濯!コインランドリーとクリーニングの費用について

最終的に、こたつ布団の洗濯をコインランドリーで行なう際の費用の概算と、クリーニングの概算料金を比較表にまとめてご紹介します。ただし、表記される料金はあくまで「目安」としての金額です。

店舗により料金設定が異なることが一般的ですので、実際にサービスを利用する際は、事前に該当店舗に確認の連絡をすることをおすすめします。

サービス 概算料金
コインランドリー XX円〜
クリーニング店 YY円〜

コインランドリーの料金相場

アイテム 洗濯 乾燥 洗濯+乾燥
こたつ布団 Mサイズ(1枚) 600~800円 600~800円 1,000~1,400円
こたつ布団 Lサイズ(1枚) 800~1,000円 600~800円 1,000~1,400円
こたつ布団 2枚まとめて 1,000~1,200円 1,000~1,200円 1,400~1,800円

こたつ布団のクリーニング料金の相場

 

店舗持ち込み 2,500円~4,000円 布団のサイズや素材により料金が異なる。
一般的には3,000円前後
宅配クリーニング 5,000円~6,000円 送料・手数料込み。
持ち運びの手間を省ける
オプションサービス(防ダニ加工) 850円 布団の品質を保つためのオプション
オプションサービス(防虫加工) 500円 布団を清潔に保つために追加可能

こたつ布団が洗濯機でパンパンの際の対応策

洗濯機内でこたつ布団がぴったりと収まってしまっていると、洗濯時にトラブルが起こる可能性が高いですから、そのまま洗濯を行うのは避けましょう。限界まで小さく畳んだとしても洗濯槽が満杯になっている状況では、布団を取り出してバスルームで手洗いすることをお勧めします。

洗浄後は、完全に乾くまで換気の良いスペースで干しましょう。加えて、元々洗濯機での洗濯が不適切であることに気づいたら、迷わずクリーニングサービスを利用することを考慮してください。

この情報が役立てば幸いです^^