「義理のお父さんへ贈るバースデーカード、どんな言葉を刻めばいいのだろう…」
多くの方がそう考えることでしょう。血縁とは異なる特殊な関係性である義父への誕生日カードともなると、いざ筆を執る手が凍りつきがちです。
そんな皆様のために、義理のお父さんに喜んでいただけるようなバースデーメッセージの例文を集めました。
また、感謝の気持ちをしっかりと表すための5つのポイントもご提案しますので、この機会にご活用ください。
義父への誕生日メッセージで好感を持たれる例文
ご近所や同居しているお義父さんへのプレゼント
身近なお義父さんには、普段からさまざまな面倒を見ていただき感謝しているものです。その感謝を表すことにより、お義父さんとの関係も一層良いものになるでしょう。そして、誕生日には直接プレゼントを手渡すことが多いため、メッセージはストレートかつシンプルにするのがおすすめです。
例文1
お父さん、誕生日おめでとうございます。
いつもあたたかい支援に心より感謝しております。
夫婦共々、心遣いを込めた贈り物をセレクトしました。
末永く健康でいてくださることを祈っております。
例文2
お父様、誕生日おめでとうございます。
いつも細やかな気配りをありがとうございます。
○○さん(ご主人の名前)と礼状の意を込めて、プレゼントをご用意しました。
今後ともどうぞご自愛のほどを。
例文3
お父さん、誕生日おめでとうございます!
日々のご配慮、本当にありがとうございます。
ご好意に応えるべく、太郎と共にギフトを選びました。
いつまでもお若く、お元気でいらっしゃいますように。
遠距離にお住まいの義父様への贈り物のケース
普段は会話の機会が少ない遠方のお義父様には、誕生日のメッセージにも心を込めるべきです。「いつも気に掛けています」という思いを文章に込めて、思いやりを伝えると良いでしょう。
例文1
尊敬するお父さま、誕生日おめでとうございます。
家族ぐるみでのお世話、心より感謝申し上げます。
なかなかお会いできず心苦しく思っておりますが、変わらぬ日々をお送りでいらっしゃることを願っています。夏の帰省に○○さん(ご主人の名前)と共に訪れるのを、今から楽しみにしております。
ささやかながら、誕生日の贈り物をお届けいたします。
喜んでいただけましたら幸いです。
お母様にも宜しくお伝えくださいませ。
例文2
親愛なるお父さん、お誕生日おめでとうございます。
秋深まるこの時期、いかがお過ごしでしょうか。
この前は、お父さんが丹精込めて育てた野菜を送って頂き、ありがとうございました。
家族一同、その野菜の美味しさにはいつも感嘆しております。
誕生日を迎えられたお父さんに、ちょっとした感謝の気持ちを送らせてください。
○○さん(ご主人の名前)も私もお父さんのことが心配なので、お酒やタバコの量はほどほどにしてくださいね。
これからもずっと健康でいてください。
例文3
いつも思いやりいっぱいのお父さんへ、お誕生日おめでとうございます!
最近は体調を崩しやすい季節ですので、お体にはくれぐれもお気をつけください。
今回は夫婦でセレクトしたプレゼントをご用意いたしました。
次にお会いする新年会では、お父さんのお話しを楽しみにしております。
お母さんにもどうぞ宜しくお伝えください。
お子さん(お孫さん)がいらっしゃる場合の対応
お子さんやお孫さんがいらっしゃる場合は、お祝いする方がしやすく感じるかと思います。お義父さんの誕生日という特別な日に、子供たちの写真を添えて贈ると、より一層喜んでいただけるでしょう。
例文1
お父様、誕生日おめでとうございます。
気候も春めいてきまして、ご様子はいかがでしょうか。
ウチの○○(子供の名前)も「おじいちゃんに気に入ってもらえるかな?」と選ぶのを楽しんでおりました。夏休みにはまた、ぜひご一緒に時間を過ごせたらと思っています。
引き続き、若々しく健康なお父様でいてください。
お母様にも宜しくお伝えください。
例文2
お父様、お誕生日おめでとうございます。
ご無沙汰してしまっておりますが、お元気でいらっしゃいますか。
○○(子供の名前)が、いつも「またおじいちゃんと遊びたい」と話しています。感謝の気持ちを込め、一郎と選んだプレゼントをお送りします。
改めて、いつもお気遣いをいただきありがとうございます。
私たちもお父様の温かなご支援に感謝しています。今後とも、ご指導ください。
お父様に長く健康でいていただけることを願っております。
例文3
お父様、心温まる誕生日をお迎えのことと存じます。
いつも子供たちを可愛がってくださり、私たち夫婦も安心して仕事に取り組むことができています。
今回はお父様の誕生日にささやかですがプレゼントをご用意いたしました。
これからも変わらぬご活躍とご健康をお祈りしております。
義父に好印象を与える誕生日メッセージの5つのポイントとは?
1.義理の父を呼ぶ際の注意点
文書や電子メールの中で、義理の父親をどう呼べばよいか頭を悩ますことがあります。しかし、「お義父さん」という言葉は距離を感じさせやすいため、この呼称は控えましょう。義理の父親であっても、「お父さん」や「お父さま」の方が親しみがあり、適切です。
2.エピソードで彩る
お義父様の思い出を織り交ぜたエピソードを誕生日のメッセージへ織り交ぜることで、親密さを感じさせることができます。例えば、いつも熱心に応援しているスポーツチームが好調な時期には、その話題を取り入れることで、メッセージに独自性と心温まる一面を加えることが出来ます。
3. 日頃の謝意を表すチャンス
通常、誕生日は感謝を示す行事ではないとされますが、義父へ日常生活での感謝を表現する機会は少ないものです。そのため、誕生日に「日頃は本当にお世話になっております」と心からの感謝の言葉を添えると喜ばれるでしょう。可能な限り、「なぜ感謝しているのか」を細かく挙げて書き記すのが望ましいです。
4.義父への健康を思う言葉
・「いつもと変わらぬご様子で何よりです」
・「これからもどうかお体を大切にされてください」
・「趣向品には心がけてお過ごし下さい」
などの言葉で、義父の身体を気づかうメッセージは、誕生日の挨拶には定番です。
家族の一員としての深い思いやりが感じられる表現でしょう。
5.連名での送り主表示のポイント
ギフトのメッセージカードや手紙において、差出人の名前を夫婦の連名で記載することで、「やり手の嫁」という印象を持たれることがあります。
例えば、「○○(ご主人の名前) 内 ○○(お嫁さんの名前)」という形式で記すことにより、ご主人に代わって世話を焼いているというメッセージが伝わります。
さらに、郵便によるプレゼント配送の際は、ご主人の名前を差出人として利用することが推奨されます。息子を立てるような行為は、親として心温まるものと感じられるのです。
最後に
ここまで、お義父さんの誕生日に贈るメッセージの例をご案内してきました。お義父さんとの間では様々な配慮が求められるかと思いますが、誕生日の機会により深い絆を築けると素晴らしいですね。
もし、お義父さん宛のバースデーメッセージがぱっと思い浮かばない時は、こちらの記事の内容をぜひお役立てください!