海外のカップやレシピを見ると、よく出てくる単位「オンス(oz)」。
でも、「14ozって何ml?」「13ozとの違いは?」と、毎回調べてしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな疑問を一瞬で解決できるように、14オンス(14oz)・13オンス(13oz)をミリリットル(ml)とシーシー(cc)に換算した結果をわかりやすくまとめました。
さらに、アメリカ式とイギリス式の違い、そして日常でよく使うサイズ(紙コップやスタバカップ)との比較も一覧表で整理。
この記事を読めば、「オンス換算」で迷うことはもうなくなります。
飲み物や調理、海外通販など、どんなシーンでもすぐに役立つ内容になっています。
14オンス(14oz)は何ml・何cc?基本の換算結果を解説

まずは、最も気になる「14オンス(14oz)」が何ミリリットル(ml)・何シーシー(cc)に相当するのかを確認していきましょう。
ここでは、アメリカ式とイギリス式の違いを踏まえて、計算の根拠もわかりやすく説明します。
アメリカとイギリスで「1オンス」の定義が違う理由
同じ「オンス(oz)」でも、実はアメリカとイギリスでは基準が異なります。
アメリカでは「液量オンス(US fluid ounce)」、イギリスでは「インペリアル・オンス(Imperial fluid ounce)」という単位が使われています。
これは、1ガロン(液体の体積単位)の定義がそれぞれ異なるためです。
アメリカでは1ガロン=約3.785リットル、イギリスでは1ガロン=約4.546リットルとされています。
そのため、同じ1オンスでもアメリカの方がやや大きくなるわけです。
| 国 | 1オンスあたりのml(cc) | 基準 |
|---|---|---|
| アメリカ | 約29.5735ml | 1ガロン=3.785L |
| イギリス | 約28.4131ml | 1ガロン=4.546L |
つまり、「オンス」という単位は国によって違う体積を意味しているという点を押さえておくことが大切です。
14オンス(14floz)をmlとccに換算すると?
それでは実際に「14オンス」をミリリットル(ml)とシーシー(cc)に変換してみましょう。
計算式はシンプルで、「1オンスのml数 × 14」です。
| 国 | 14オンスのml | 14オンスのcc |
|---|---|---|
| アメリカ | 約414.03ml | 約414.03cc |
| イギリス | 約397.78ml | 約397.78cc |
なお、1ml=1ccなので、mlとccの値は同じになります。
実際には小数点以下を省略して、「アメリカ式では約414ml」「イギリス式では約398ml」と覚えておくと十分です。
この違いを知らないと、容量を誤って使う可能性があるため注意しましょう。
よく使う「オンス→ml」早見表
最後に、13ozや15ozなど、よく使う容量をまとめた早見表を見ておきましょう。
| オンス(oz) | アメリカ式(ml) | イギリス式(ml) |
|---|---|---|
| 10oz | 約295.7ml | 約284.1ml |
| 12oz | 約354.9ml | 約341.0ml |
| 13oz | 約384.5ml | 約369.4ml |
| 14oz | 約414.0ml | 約397.8ml |
| 15oz | 約443.6ml | 約425.9ml |
14オンス=約414ml(アメリカ式)というのが最も一般的な基準です。
紙コップやタンブラーの商品説明で「14oz」とあれば、おおよそ400ml前後の容量だと考えて問題ありません。
13オンス(13oz)は何ml・何cc?近い容量との比較
続いて、13オンス(13oz)の容量をミリリットル(ml)やシーシー(cc)で見ていきましょう。
14オンスと比べると少し小さくなりますが、カフェドリンクや紙コップのサイズ感としては非常に身近な容量です。
13オンスをmlとccに変換する計算式
計算方法は14オンスと同じく、「1オンスあたりのml数 × 13」で求められます。
アメリカ式とイギリス式でそれぞれ計算すると以下の通りです。
| 国 | 13オンスのml | 13オンスのcc |
|---|---|---|
| アメリカ | 約384.46ml | 約384.46cc |
| イギリス | 約369.37ml | 約369.37cc |
つまり、アメリカの13ozは約384ml、イギリスの13ozは約369mlとなります。
1ml=1ccなので、mlとccはそのまま同じ数値で扱えます。
特に注意したいのは、「国によって数値が微妙に異なる」という点です。
紙コップやタンブラーのサイズ感で見てみよう
13オンスと14オンスの差はわずかですが、実際のカップサイズで見ると違いがイメージしやすくなります。
例えば、スターバックスのトールサイズ(約350ml)と比べると、13オンス(約384ml)は少し大きめです。
一方、14オンス(約414ml)はトールとグランデの中間くらいの容量といえます。
| ドリンクサイズ | 容量(ml) | 近いオンス |
|---|---|---|
| スターバックス トール | 約350ml | 約12oz |
| スターバックス グランデ | 約470ml | 約16oz |
| 紙コップ(Lサイズ) | 約400ml | 約14oz |
13ozはちょうど「トールより少し多めのドリンクサイズ」として覚えておくと便利です。
13オンス・14オンスの容量比較表
最後に、13オンスと14オンスの違いを数値で比較してみましょう。
| 項目 | 13オンス(アメリカ) | 14オンス(アメリカ) |
|---|---|---|
| 容量(ml) | 約384.46ml | 約414.03ml |
| 差 | 約30ml(大さじ2杯分程度) | |
この30mlの差は、ちょうど「大さじ2杯」分に相当します。
見た目ではほとんど変わらなくても、レシピやドリンクメニューでは味の濃さに影響することもあります。
13ozと14ozの違いは「大さじ2杯分の差」として覚えるとイメージしやすいですね。
オンス(oz)をmlに換算する計算方法を覚えよう

ここからは、オンス(oz)をミリリットル(ml)に換算する方法を、自分で計算できるように整理しておきましょう。
計算のコツをつかめば、14ozでも16ozでも簡単に求められるようになります。
1オンス=約29.57mlを使った簡単な計算式
アメリカ式液量オンスでは、1オンス(1floz)は約29.5735mlです。
この値を基準にして、オンスの数をかけ算するだけで換算ができます。
| 計算式 | 例 |
|---|---|
| ml = オンス数 × 29.5735 | 14oz × 29.5735 = 約414.03ml |
「1oz=約30ml」とざっくり覚えておくと、暗算でも素早く概算できます。
例えば、10ozなら「約300ml」、15ozなら「約450ml」といった具合です。
暗記に便利な「ざっくり換算の目安」
すべてを正確に覚える必要はありません。
下記のように、日常的に使うオンス単位だけ覚えておくと便利です。
| オンス(oz) | おおよそのml | 身近な例 |
|---|---|---|
| 8oz | 約240ml | コップ1杯分 |
| 12oz | 約355ml | 缶コーラ1本分 |
| 14oz | 約414ml | 紙コップLサイズ |
| 16oz | 約473ml | スターバックス・グランデサイズ |
感覚的に「8oz=コップ1杯」「16oz=ペットボトル1本」と覚えると、イメージしやすいです。
アメリカ式とイギリス式の違いを見分けるポイント
ここで、アメリカとイギリスの液量オンスを混同しないためのコツを紹介します。
実際に海外の製品やレシピでは、どちらを使っているのかを見極めることが大切です。
| 区分 | アメリカ(US)式 | イギリス(UK)式 |
|---|---|---|
| 主な使用地域 | アメリカ、カナダ | イギリス、オーストラリア |
| 1オンスあたりのml | 約29.57ml | 約28.41ml |
| 使用例 | 飲料カップ、コーヒー、化粧品 | 紅茶、調味料、旧式表記 |
アメリカ製の商品は「US fl.oz.」と表記されることが多いため、そのまま上記の29.57mlを使えばOKです。
逆に「Imp fl.oz.」や「UK fl.oz.」と書かれている場合は、イギリス式を用いると正確です。
どちらの単位を使っているかを確認するだけで、換算ミスを防げます。
まとめ|14ozと13ozをml・ccでイメージできるようになろう
ここまで、14オンス(14oz)と13オンス(13oz)のミリリットル(ml)・シーシー(cc)への換算や、それぞれの違いについて詳しく見てきました。
最後に、この記事の内容を振り返りつつ、日常生活で役立つポイントを整理しておきましょう。
この記事で紹介した換算結果の一覧
まずは、今回紹介したオンスとml・ccの対応表をまとめます。
| 容量 | アメリカ式(ml / cc) | イギリス式(ml / cc) |
|---|---|---|
| 13オンス(13oz) | 約384.46ml / 384.46cc | 約369.37ml / 369.37cc |
| 14オンス(14oz) | 約414.03ml / 414.03cc | 約397.79ml / 397.79cc |
アメリカ式のオンスを使うのが一般的なので、「14oz=約414ml」「13oz=約384ml」と覚えておくと便利です。
容量感を日常生活で活かすコツ
オンスをmlに換算できるようになると、海外製のカップやレシピを理解するのがとてもスムーズになります。
例えば、海外通販で「14ozのマグカップ」を購入する際、「だいたい400mlくらい」とイメージできればサイズ感を誤りません。
また、レシピに「8ozの水」と書かれていても、即座に「約240ml」と換算できると安心です。
| シーン | オンス表示 | ml換算の目安 |
|---|---|---|
| コーヒー用マグカップ | 12〜14oz | 約350〜410ml |
| 紙コップ(Lサイズ) | 14oz前後 | 約400ml |
| スターバックス トールサイズ | 約12oz | 約355ml |
数字を暗記するよりも、身近な物と結びつけてイメージするのが一番のコツです。
オンス換算を「体感で理解」できるようになると、単位の壁を意識せずに使いこなせるようになります。
これで、13oz・14ozのml/cc換算はもう迷いませんね。

