「義母が看護師だから、子供を預けても大丈夫」と思ったのに、実際には不安を感じることが多い……。そんな声をよく耳にします。
確かに、医療の知識がある義母は頼もしい存在ですが、それがそのまま育児の安心感につながるとは限りません。価値観の違いや、義母との関係性など、悩みのタネは尽きないものです。
今回は、義母に子供を預けることのメリット・デメリット、実際の体験談などを交えながら、一緒に考えていきましょう。
また、義母の育児スタイルやサポート体制、育児と家事のバランス、母親自身の気持ちの変化など、多角的に検討することが必要です。
義母が看護師でも安心?預けたくない理由
義母に預けることの心配と不安
元看護師の義母に子供を預けるとなると、一見安心できるように思えます。
しかし、医療の知識があっても育児とは別の話。看護師としてのスキルがそのまま育児に活かされるとは限らず、義母との考え方の違いや価値観のズレが心配の種になることもあります。
さらに、義母の看護師経験が長い場合、特定の育児法に強いこだわりを持っている可能性もあります。その結果、母親の希望する育児スタイルとぶつかることがあり、ストレスの要因になるケースもあります。
看護師としての知識は本当に役立つのか
医療の知識があることで、ちょっとしたケガや体調不良に冷静に対処できる点は魅力的です。
しかし、育児には医療とは違った対応が求められる場面も多く、過保護になりすぎたり、逆に昔の育児方法を押し付けられるケースもあります。
また、看護師としての経験があることで、一般の母親よりも健康管理に敏感になりすぎることもあります。例えば、子供が少しでも熱を出すと大げさに反応してしまい、母親の判断との間にギャップが生じることもあるのです。
預けたくないと感じるママたちの声
「義母が看護師だから安心できる」という意見もあれば、「専門知識があるからこそ逆に心配」という声もあります。
母親としての感覚と医療的な判断が食い違うこともあり、預けることに不安を感じる人も多いのが現実です。
また、義母が孫に対して過度に手をかけることも問題となる場合があります。子供が自分で何かをやろうとする前に、義母が先回りしてしまうことで、子供の自主性を奪うことになりかねません。
元看護師の義母に子供を預けた結果
実際の育児環境はどうだったのか
義母の家に預けた場合、環境が大きく変わるため、子供が戸惑うこともあります。家のルールや義母のやり方に慣れるまで時間がかかる場合があります。
また、義母が家事やほかの家族の世話を並行して行う場合、育児にどれだけ時間をかけられるかも重要なポイントとなります。
義母の子守による利点と欠点
メリット
- 医療的な知識があるため、急な体調不良にも対応できる。
- 保育園やベビーシッターに比べて経済的な負担が少ない。
デメリット
- 義母の価値観に合わせる必要があり、母親がストレスを感じることも。
- 義母の家の育児環境が整っているかどうかの確認が必要。
例えば、赤ちゃん用のベッドやおもちゃ、安全対策などがしっかりしているかどうかを事前に確認することが求められます。
母親としての葛藤と心の変化
義母に預けることで得られる安心感もある一方で、「自分で育てたい」という気持ちとの間で葛藤が生まれることも。
明日仕事で、産んでから初めて義母に子供預ける(入院したとき以外)。
義母嫌いなのに預ける自分も、毎日いない旦那も(仕事ね)、職場も、なんかもう全部いや。疲れてる。
今日は掃除と、明日以降の作り置きしまくろ…
終わったら自分あまやかす……— ちこ⭐️6y👦+3y👧 (@OHMngovi3TNEk8J) June 14, 2024
母親としての責任感と、サポートを受けることのバランスをどう取るかが課題となります。また、義母との関係を良好に保ちつつ、母親としての意思を尊重してもらうための対話の方法も重要になります。
義母に預けるタイミングとは?
いつから預けるのが安心なのか
子供の年齢や成長に合わせて、どのタイミングで預けるのが最適かを考えることが重要です。
義母の体力や生活スタイルとの兼ね合いも大切になります。また、短時間から始めて徐々に時間を増やしていくことで、子供が慣れやすくなる可能性もあります。
土曜日に仕事があるので1日義母に息子を預ける件について、息子から猛抗議を受けてる。
「ばあばと一緒やだよ。ママがいないとママのこと嫌いになっちゃうよ!」
めっちゃ脅されてる。子供が考えられる中で最大限の脅しだと思うと可愛いのだが。
しまいに仕事内容を聞き、僕も仕事に行くとな。
— たまこんぶ (@Tamakombu) November 16, 2023
入院中のサポートを考える
母親が入院する際、義母に頼るのは現実的な選択肢の一つです。しかし、長期間預けることで関係性が変化する可能性もあるため、事前にしっかり話し合うことが大切です。
さらに、義母が母親の育児方針にどれだけ寄り添ってくれるかも、安心して預けるための重要なポイントとなります。
義母との良好な関係を築くために
義母に子供を預けることで発生するさまざまな課題に対処するためには、お互いの価値観を理解し合う努力が必要です。
また、育児方針について事前にしっかりと話し合い、柔軟に対応する姿勢を持つことで、より良い関係が築けるでしょう。
最後に、母親自身の気持ちも大切にしながら、義母のサポートを活用することで、子供にとって最適な環境を整えることができるはずです。